マスク信者は、自分が信者だと気づいていない
この間、新しい不織布マスクをひと箱買い、最初の一枚をつけてみたところ、おかしな臭いがしました。
さて、有事が発生しても、このマスクを中国から買い続けるのだろうか? 日本向けマスクに有害物質を入れられたらどうすんの? ていうか、そもそも輸出入が困難になって、マスクがないと騒ぐ奴がわんさか発生するのでは?
おかしな臭いをきっかけに、こんな妄想が沸いてしまいました。
マスクをしない奴は死刑!
さすがに2年以上マスクをし続けると、誰もかれもがマスクをしている状態が当たり前になってしまいますね。
ただ、この認識が行き過ぎると、マスクをすることが正義で、していないのは悪と、知らず知らずのうちに自分で自分を洗脳してしまい、本人は洗脳されていることに気づいていない。そんな状態に陥っているような気がします。
マスクをしている人だけが発病
コロナが日本に上陸したばかりの頃、十人ばかしの職場で私を含めた三人だけが風邪をひいてしまいました。
この三人に共通していたのは、三人が三人ともマスクをしていたことです。他の七名はマスクをつけていませんでした。
どういうわけか、この三人が順番に風邪をひき、順番に病休を取ることになったのです。
時期が時期だけに、病院も慎重でした。インフルエンザの疑いもあるからと、鼻の粘膜から体液を採取しての検査が行われました。
実のところ、インフルエンザだけの検査だったかどうかはわかりません。すでに病院にはコロナの情報が伝わっていた可能性もありますので、複数の疾病の検査が同時に行われた可能性もあります。
結果としてただの風邪でした。
何故マスクをしていた人だけが発病したのか
この不思議な現象は、未だに鮮明に記憶に残っています。
空気中の菌(あるいはウイルス、以下「菌」とします)の密度は、同じ職場にいた十名にとっては同じはずです。室内にいる間に吸い込む空気の量が同じであれば、吸い込んだ菌の量は同じはずです。いや、マスクをしている人の方が少ないはずです。それが何故、マスクをしている人だけが発病したのか?
今思えば、マスクの取り扱いが良くなかったのだろうと思っています。
例えば食事の際、はずしたマスクを無造作にテーブルの上に置いたり、ポケットに入れたりしていました。
マスクの裏表も特に意識していませんでした。不衛生な部分に指で触れ、そのまま食事を進めていたのでしょう。
今でこそ、マスクの取り扱いには神経を使っていますが、当時はそんな意識は全くなく、花粉症対策としてのマスクの扱いと同等の適当な扱い方をしていました。
マスク表面の菌の密度は、空気中のそれよりもかなり高く、一気に大量の菌が体に入ってきた場合、免疫システムが対処できずに感染してしまうのかも知れません。
対して、当時の室内の菌密度は通常の免疫システムで対処できる程度だったのかも知れません。
想像ではありますが、そう考えればつじつまが合います。
マスクは必ずしも万能ではない
こうした経験をしたおかげか、必ずしもマスクが万能というわけではなく、扱い方ひとつで凶器になってしまう可能性があることを痛感しました。
場合によっては、マスクをしていることで、菌をまき散らす可能性もないとは言えません。
誰もマスクをせず、発病している人もおらず、空気中の菌の密度もかなり低いスペースに、菌をたっぷりつけたマスクの人が入ってきたら・・・。もはや人間兵器です。
敵は目に見えません。どういった場面で、どのように対処したらよいのかの明確な判断は素人には困難でしょう。
ただ経験上言えるのは、マスクを過信し過ぎて「マスク=神」と考えるのは必ずしも正しくはないということでしょうか。
それこそ、有識者などによる検証で、実効性のあるマナーや現象についての明確な説明があればと思うのですが、関係省庁の意向を汲んだ有識者では、何の役にも立ちませんね。